2020.3.7「網代侑祐の朗読と楽しむ山広朋実の世界2」
2020年3月7日(土)
「網代侑祐の朗読と楽しむ山広朋実の世界2」
ふらんす座
お越しいただいた方、ふらんす座、ゴトウイズミさん、ありがとうございました。
「弾き語り」と「OSAKE」、「涙の海を渡ろう」は私が、半裸劇場は2人が分担して、「デュエット」はふたりで、ことばや台本を作りました。
表現したいものがすこし具体的になったような、気がしました。
1、弾き語り
私が詩を読み、歌を歌う。
ひとり弾き語りでした。
"言葉はこんなに息苦しくて
言葉はこんなに心を豊かにさせる"
「春を待つ」
「梅雨」
「夏が終われば」
「秋」
「季節のせいだね」
普段来てくださる方も聴き慣れない歌だったと思いますが、
実は元々あったけどあんまりやってなかった歌たちです。
「梅雨」と「秋」は6、7年前くらいでしょうか、就職した年の梅雨と秋に書いた歌でした。
「梅雨」
本当 いつの
いつの間にやら
春は過ぎていった
じめじめとした街も人も
新しい空気に溶けていった
大切なもの 大切な人が
変わっていったような
違うかなぁ
もしかすると気づいていないだけで
ずっと ずっと ずっと ずっと
変わってないのかなぁ
梅雨 雨 梅雨 雨
本当 いつの
いつの間にやら
忘れてしまっていた
じめじめとした空気
既に
気怠い季節が狂わせる
「秋」
秋の夜風が頭を冷やす
鈴虫が鳴く
夜に色がつく
色んな言葉が頭を駆け巡って
涙が出たのは
思っていたより
素直になる事が辛かったからかな
少しだけ心が軽くなったの
たぶん わがまま理由でした
夢を見たの
あなたのいない夢を
"布団の中に灯る携帯電話のライト
君と遊んだ公園は
知らない間に健康ランドと化したようだ
冬は切ないから好き
君の笑顔は柔らかい雪のようで
ほろほろと砕けた
携帯電話のメモに鍵をつけた思いがあった
不確かな思いを伝えられないのは
きっと
季節のせいだね"
2、半裸劇場
網代くんの半裸から始まり、1作ずつ服を着ていくオムニバス。
最後の「けんか」は台本書いてみました。
網代くんもお芝居をするのは久々で、ふたりでの初挑戦な時間でした。
ただもうすこし詰めたかったなー。
楽しかった分、悔しさもあり。
次回の課題です。
ここからは芝居や朗読と歌です。
3、「OSAKE」
大人になっても素直になるってこんなにむず痒いんだなあ
ダーオカさんという方をだいぶ美化して作った歌なのですが、
2年前くらいかな、作ったままで、本人歌ってくれないし(むずかしいって言われました。笑)
気に入っているので今年になってセルフカバーしまくっています。
4、「涙の海を渡ろう」
今回とてもやりたかたった作品です。
"いつかまた君に会えたら
そうしたら今度こそ誓いを交わそう
いつか君に会えるまで
涙の海を渡ろう"
まだ出来る、まだ出来ると思いました。
5、「デュエット」
前回からの進化版。
ふたりで大切にことばを選びました。
とっても大切な歌です。
"見上げた空に雲。
その中に、あなたに言いそびれた言葉がある気がした。
鳥になった私はそこまで飛んでいくのだけれど、
近づくほどに雲は形を変えて、私は行く先を見失ってしまった。
そんな時、あなたの声が聞こえた気がした。
あなたはいつも私に語りかけてくれていたのに、 私は結局なにも伝えられなかった。
今すぐあなたに会いたい。
私はもう言葉を話す事は出来ないけれど、 あなたの好きな歌を一緒に歌いたい。"
"歌を歌う。
それだけで良い。
見上げれば、そこには雲ひとつない空があった"
エンディング「歌の歌」
団俊作さん作詞で私が曲をつけました。
歌詞書いたノートを開いて、目を瞑って歌い、歌詞を間違えるという衝撃映像を目の当たりにし、グダグダっとした感じで終わっちゃいました。我々らしい。(笑)
あー面白かった!
第三弾もやりたいなと思いました。
幸せ!

後半の3曲はYouTubeにアップしています。
記録で撮っただけなので、位置がずれてるし音もそんなよくないですが。