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「また会う日まで」

瀬戸の海を眺めていると

世界のことがわからなくとも

生活の音が聞きこえる

空の青さを見つめている

 

広い世界に憧れて

君は見知らぬ船に乗った

「いつか帰ってくるから」と

別れのテープを切った

 

どんな景色を見ているのだろう

潮風は優しく吹き撫でる

どうか忘れないでいてほしい

穏やかになれる場所を

 

知らない街を思い浮かべて

君と歩いた道を辿る

また会う日まで

ここで待っている

歌っている

願っている

帰ってきたら

聞かせておくれ

また会う日まで

また会う日まで

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